まず初めに砕土機とは、農業で昭和初期から流行りだした機具で、犂(すき)などで耕起した土塊を種まきや苗の植付けに適するよう細かく砕くことを目的に作られたものです。
砕土機(ブレンダー)のコンセプトも、鋳造設備のコンセプトと同じで、お客様が使用されているところを想像し、時には一緒になって考えるというコンセプト。
弊社の砕土機(ブレンダー)の歴史は、弊社の周囲に鋳物を生業とする鋳造所が多く存在しました。そして鋳物という製品を作る際に発生する土塊を砕くために、持ち運びが比較的容易でモーターを使った無人型の砕土機「ブレンダー」を開発いたしました。
元々は、鋳造所で使うために作っていましたが、園芸関係のお客様が弊社の砕土機を使用されて、大きな評価を頂いたところから多様な使い方にも対応できるように、歴史と共に改良を少しずつ加えて現在の「ブレンダー」に至ります。